REPORT 今までの取り組み

文化財保護

西原不動を地域の貴重な文化財として登録、保存に努める

西原不動の経緯と歴史的価値について

西原不動は、200年前の文化13年、1816年に、疫病を初めとする厄よけから地域を守るために長崎村に建立されました。その後、長崎地域で4度の移転を経て、現在の所有者により適切に管理されています。教育委員会では、調査の結果、その歴史的、文化的価値が高いと判断し、文化財保護審議会の審議、答申を受けて、平成28年度の9月28日の第7回豊島区教育委員会臨時会において、区登録有形民俗文化財とすることを決定した次第です。

お不動さんの名で親しまれている西原不動は、不動明王を中尊として、矜羯羅同時と制多迦童子をわきに祭る三尊像で、1つの岩から3体が掘り出された技巧的にすぐれた石仏です。また、西原不動を信仰の対象とした講の活動に関する文献も残っており、古くから地域で信仰され、保存状態も良好であることから、地域の貴重な文化財として登録されています。

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